そういえば、まだ書いたことがなかったので、
冬の我が家について書いておきます。
我が家はソーラーサーキット工法(外断熱)で建てられており、
薪ストーブ一台で家中の暖房をまかなっています。
外断熱ということで、つまり、
家全体をすっぽりと断熱しているわけです。
家全体ですから、もちろん、床下も含めて・・・・なわけです。
よくうちにきたお客さんが、
「床暖房してるのか?」
と聞かれるのですが、答えは「NO」です。
3cm厚の杉材のみ。
それがほんとにひんやりともしないので不思議です。
私の実家では、冬はスリッパなしでは冷たくてとても歩けたもんじゃなかったです。
でもここではスリッパなし。
もちろん子ども達は裸足です。
ゴロゴロできるように・・・と和室もリビングの一部に存在するわけですが、
畳の和室より・・・我が家の男どもは、
こちらの杉床の上にゴロンとくつろいでいます。
さて、実家では、部屋の扉を開けっ放しにしようものなら・・・
いや、押入のふすまを開けっ放しにしただけでも・・・
「早う閉めてっ!!」
っと、非難ゴーゴーでした。
それが、外断熱ですから、この家は、部屋間の温度差がないのです。
扉という扉は、押入以外は、基本的に全開放です。
寒暖の差は、心臓が収縮して、お年寄りには時に命にかかわることもあるそうです。
特にお風呂とトイレ。
それに朝起きる時と、夜中のトイレ。
我が家では、夜中でも、パジャマ一枚で起きて来れます。
実家では分厚いチャンチャンコが手放せなかった私でも、
今ではパジャマ一枚なわけです。
心臓に優しい家。
興味をもたれた方は、どうぞ『木香房 ゆら』へ。