もくもくさんの建築日記

2008年1月アーカイブ

外断熱

そういえば、まだ書いたことがなかったので、

冬の我が家について書いておきます。

我が家はソーラーサーキット工法(外断熱)で建てられており、

薪ストーブ一台で家中の暖房をまかなっています。

外断熱ということで、つまり、

家全体をすっぽりと断熱しているわけです。

家全体ですから、もちろん、床下も含めて・・・・なわけです。

よくうちにきたお客さんが、

「床暖房してるのか?」

と聞かれるのですが、答えは「NO」です。

3cm厚の杉材のみ。

それがほんとにひんやりともしないので不思議です。

私の実家では、冬はスリッパなしでは冷たくてとても歩けたもんじゃなかったです。

でもここではスリッパなし。

もちろん子ども達は裸足です。

ゴロゴロできるように・・・と和室もリビングの一部に存在するわけですが、

畳の和室より・・・我が家の男どもは、

こちらの杉床の上にゴロンとくつろいでいます。

さて、実家では、部屋の扉を開けっ放しにしようものなら・・・

いや、押入のふすまを開けっ放しにしただけでも・・・

「早う閉めてっ!!」

っと、非難ゴーゴーでした。

それが、外断熱ですから、この家は、部屋間の温度差がないのです。

扉という扉は、押入以外は、基本的に全開放です。

寒暖の差は、心臓が収縮して、お年寄りには時に命にかかわることもあるそうです。

特にお風呂とトイレ。

それに朝起きる時と、夜中のトイレ。

我が家では、夜中でも、パジャマ一枚で起きて来れます。

実家では分厚いチャンチャンコが手放せなかった私でも、

今ではパジャマ一枚なわけです。

心臓に優しい家。

興味をもたれた方は、どうぞ『木香房 ゆら』へ。

http://www.mokkoubou.net

階段と天井

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K様邸の建築現場に行ってきました。

階段がかっこよかったのでご紹介します。

集成材でないところがよかったです。

やっぱり本物の木はどっしりとしますね。

さて、和室天井も面白い感じになってきました。

Pc290022

なるほど。

今抜けている部分は木目。

石膏ボードが貼ってあるところは和紙クロスか何かになるのでしょう。

楽しみです。

ホームページ

久しぶりに、本当に久しぶりに、

やっとホームページの更新ができました。

施工例を載せてみましたので、

興味のある方は是非ご覧になってください。

木香房 ゆら

works のページです。

新年、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

我が家では、本日子ども達と一緒に書初めをしました。

1年間の意気込みを書にしたためるということで・・・。

去年は石田光成の言葉で「大一大満大吉」でした。

意味は・・・・?

とまとにはよう分りません。

何にせよ、その心意気で1年間頑張り、

本当に皆様のお力添えを頂き、やってこれたと思います。

そこで、今年の書初めは、『吉報』。

ん?果報は寝て待て?

ちゃうちゃう。

「昨年の吉に報いる」のであります。

(何もせずに吉を待つ・・・と家族からは白い目でみられましたが、

断じて、違う!!声を上げて主張しておかねばなりません。)

そういうわけで、感謝の気持を大切に、誠心誠意がんばりますので、

どうぞ皆様、よろしくお願いいたします。

そうそう、今日はもう一つ、近くの黒井城跡の城山に登ってまいりました。

そして、いつも我が家の北側出窓から、何の気なしに見ていた

正面のその山が、城山だったことを初めて知りました。

いや、全くお恥ずかしいことですが、

いつも愛していた景色が城山だったと知り、ますます愛しさがこみ上げてまいりました。

そして、山の上から東西南北に位置する村々を一望し、

小さな自分を省みつつ、「天下をとってやるぞーーー!!」

っと、ねっから楽天的なもくもくさんでした。

山の新鮮な空気が好きになり、

趣味が一つ増えそうなもくもくさんです。

みなさん、山登り、誘ってください。