もくもくさんの建築日記

2008年4月アーカイブ

申し訳ございません

今日4/26は、我らが次男坊の誕生日birthday

ってことで、もくもく きばって絵本を3冊も買っちゃいました。

(3人兄妹なもんで、すぐ取り合いの喧嘩になってしまうのでshock

そしてのんきにあくびしながら、自分の本をさがしていると、

あっ!Aさんだ!

「いやーAさん、工事に入るのが遅れてすいません。」

Aさん「わたしは、急いでいないので、いつでもいいですよ。」

とまぁ、これぐらいの短い会話でしたが、

本当に、申し訳ございませんdown

必ず、近いうちに都合をつけて、させて頂ますので、

しばらく、おまちくださいませ。

それと、ありがたいお言葉、ありがとうございました。

不思議な縁

今日もくもくの父親が台湾から、帰ってきました。

といっても、台湾に住んでいるようなもんですけど・・・。

そして、色々話しているうちに、

親父の50年来の大工仲間が訪ねてきました。

若かりし頃、親父の相棒として、

遊びも!?仕事も頑張ってきたひとなんです。

そして、今!わたくし、もくもくの良きアドバイザー!?

口うるさい年寄り大工!?(M本さんといいます。)

として、一緒に仕事しているんです。

これも、何かの縁???

このM本さん若い職人から、もの凄く慕われています。

親父+M本さん=楽しい現場だったんだろなーhappy01

もくもくも、この名コンビを目指して、

相方の、家工房おおにしさんと、頑張って、

いきたいですsmile

皆さん!応援してやってくださいませませgood

役員

仕事とは関係のない話ですが・・・。

息子が1年生になった去年の春。

村の子ども会の副会長という役を、

「副ならできるかな?」

と、軽い気持ちで受けました。

すると、なぜか、校区の健全育成部というものの副部長も

兼任することになりました。

と言っても、やっぱり副なので、

まぁ、ほとんどを会長さん、部長さんにお任せし、

なんとか1年が過ぎたのです。

さて、息子が2年生になった今年。

いつものように、ランダムに選ばれた名簿の投票用紙が回ってきました。

学級役員選出の選挙です。

「むむ?あ、怪しい・・・。上から3番目に名前が・・・・?

しかも、一番上の人は、すでに経験者で選ぶべからずの印が、

2番目の人は、引っ越してこられた人らしく、知名度が低く・・・・。

こ、これは・・・・。」

そして、数日後、本部役員の人から電話が・・・。

「いやー、もくもくくん!子ども会に健全育成部、

それに学級役員かぁ!

もうレールに乗ったようなもんやなぁ!!」

・・・・・。レール?

・・・・・・。行き先は、どちらへ?!

もくもくさん、ピーンチ!!

我が家の車庫

入居から、そうろそろ4年。

もくもくさんが、ずっと義母や妻から責められ続けていた、

『我が家の車庫』(というか、自転車置き場というか、

洗濯物干し場というか、作業スペースと言うか・・・・。)

・・・ね、必要な場所なんですってば!

で、その『我が家の車庫』にとりかかってくれました。

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と、言っても、ウィークデーは本職のお仕事がありますので、

(しかも、まだ建前が終わったばかり!

とまとさん、この現場にまだ1回も行った事がないので、

残念ながら写真がありません。見てみたいよー。

我が家と同じくらいの、かわいいお子様のおられるお家だとか。)

なので、我が家の車庫は、

ここからは一向に進みそうにないのですが・・・。

この車庫、ただの車庫といっても、

狭い我が家の敷地を、最大限利用するようにしています。

だから、

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斜めの敷地に、屋根勾配のわずかな傾斜・・・という、

ややこしい仕事だったようです。

昨日はこの下でダッチオーブンをしていましたら、

雨が降り出しました。

「お父さん、早う、屋根して!」

・・・・。

息子にまで、責められているもくもくさんでした・・・・。

お疲れ様!

すみれ

すみれの花がきれいな季節です。

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この“すみれ”という名前、

どうやって決ったかご存知でしょうか?

私は今日初めてききました。

実は大工道具の

“墨入れ (私達は墨壺と呼んでいますが)”

からきているのだそうです。

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この形がすみれのつぼみに似ているからだとか・・・。

「すみいれ、すみいれ、すみぃれ、すみれ・・・。」

いえ、冗談ではないですから!

墨つけ

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もくもくさんが墨つけをしています。

今はプレカットと言って、木材を加工してくれるところがあります。

速く大量にしてくれるので、

工期を縮めたり、職人の手を借りなくてできるので、

ご予算にも影響が大きいと思います。

そんな訳で、もくもくさんが工場で墨つけをする機会も減っています。

でも、大工の醍醐味って、↑こういう姿かなって。

墨つぼ持って、墨のついた糸をパンッとはじく姿なんか、

かっこいいの。

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墨つけをした家って言うのは、

とまとが思うには、『天然酵母のパン』です。

今はスーパーで普通に買う『菓子パン』も、大量生産できるし、

いろんな種類があって、それはそれで美味しいんだけど、

もくもくさんなんかが、手作りで作ってる家っていうのは、

『手づくりパン』と一緒だなって思う。

その中でも、プレカットで作ったのは、

『ドライイーストで発酵させたパン』。

墨つけをして、一本一本の木を職人が丹精込めて作っていく家は、

『天然酵母のパン』だと思います。

天然酵母で焼いたパンって、食べたことありますか?

こういうのはパン屋さんでわざわざ買わないと、なかなか出会えないかもしれません。

私は友達が自分で作った酵母で焼いてくれたパンを食べたことがあります。

その美味しいこと。

美味しさっていうのかな、その味の深み。

温かさ・・・まで感じちゃったんです。

「ああ、これって本物のパンだな。」って思ったのです。

酵母を作る元の材料の香りがなんとなく残ってるんです。

香りが伴う記憶って、長く覚えているんですって。

だから、私の頭の中のどこかに、

そのパンを食べた時の、美味しさや、味わい深さや、

とても幸せな気持ちがまだ残っています。

「家」って、作るときだけじゃなくて、そこにずっと暮らし続けるものですよね。

だから、やぱり本当は丹精込めて、本物を作りたいな・・・って思います。

ずーっと昔から伝わる、墨つけという技術を引継いでいくためにも・・・。